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借金額を争うと時効中断事由になる

借金の消滅時効の中断事由になるケースとして多いのが、借金の「一部弁済」と「支払猶予願い」ですが、債務者がついやってしまうミスとして目立つのが借金総額についての争いです。

たとえば、お金の借り手である債務者Aさんは消費者金融から100万円借りていて、一円も返済することなく4年10ヵ月にわたって逃げ続けていました。Aさんは消滅時効の援用をする予定にしていましたが、ある日、消費者金融から債権を買い取ったサービサー(債権回収会社)から「150万円支払うように」という書面による通達がありました。

100万円しか借りていなかったAさんは慌ててしまい、つい「私は100万円しか借りていない」という旨の手紙をサービサー宛てに出してしまったのです。

その結果、Aさんは100万円について債務承認をしてしまったことになり、残念ながら時効が中断してしまいました。

一般的にサービサー(債権回収会社)は、消滅時効が近い債務者に対して、意図的に債権額を多くして請求するそうです。そして、債務者が「◎◎円ではなく、私が借りたのは◎◎円だ」と言わせることを狙い、時効を中断させてしまいます。

時効が近づくほど債権者は、さまざまな手段を駆使して時効の中断を図ることが少なくありません。
債権者からの投げかけに対して対処法に迷った時は、消滅時効の援用に詳しい司法書士などの専門家へ早めに相談すべきです。
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